田舎在住マンガ家艶々の日常など
Posted by sitomi - 2016.02.28,Sun
遅々として進まぬ「with me」の原稿。最たる原因はネームが悪いのだ。背景が多すぎた。
あの話は現実にある場所を舞台にしてるだけになんとなく全部ほんとの通りに描いてしまう。
ああいうマンガなんだから、それらしく描いて現実よりも楽しく見せることも必要なんだろうなと思いつつもなかなかそうはできない。やっぱりそのまんま描いてしまう。
その原因は指示する僕に引き出しが少ないせいだと思う。若い頃にそういうことを見たり考えたり研究したりしておけばよかったのに。ーとはいえ今すぐにどうにかなることでもないし、結局は今できることで進めるしかないので結果的にあるものを全部描く、というやり方になってしまうのだ。つくづく省略のうまい人、白い画面をうまく使える人にあこがれる。
さてそんな中久しぶりに晩飯後からアパートへ行ってネームをやってきた。
まだ切羽詰まってないのでとっかかりだけでも出来たら良いかな、と思っていたけど結果的に全部終わって帰ってきた。OKが出るかどうかは別の問題としてもなかなかにすがすがしい気分。帰ってきて晩酌。毎日飲んでるなあ。
さあて明日でwithmeは集合して一週間になる。最近では一番長丁場の仕事になった。明日終わるかなあ・・ムリだろうなあ。みんなよく頑張ってるのになあ。申し訳ない。
あの話は現実にある場所を舞台にしてるだけになんとなく全部ほんとの通りに描いてしまう。
ああいうマンガなんだから、それらしく描いて現実よりも楽しく見せることも必要なんだろうなと思いつつもなかなかそうはできない。やっぱりそのまんま描いてしまう。
その原因は指示する僕に引き出しが少ないせいだと思う。若い頃にそういうことを見たり考えたり研究したりしておけばよかったのに。ーとはいえ今すぐにどうにかなることでもないし、結局は今できることで進めるしかないので結果的にあるものを全部描く、というやり方になってしまうのだ。つくづく省略のうまい人、白い画面をうまく使える人にあこがれる。
さてそんな中久しぶりに晩飯後からアパートへ行ってネームをやってきた。
まだ切羽詰まってないのでとっかかりだけでも出来たら良いかな、と思っていたけど結果的に全部終わって帰ってきた。OKが出るかどうかは別の問題としてもなかなかにすがすがしい気分。帰ってきて晩酌。毎日飲んでるなあ。
さあて明日でwithmeは集合して一週間になる。最近では一番長丁場の仕事になった。明日終わるかなあ・・ムリだろうなあ。みんなよく頑張ってるのになあ。申し訳ない。
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Posted by sitomi - 2016.02.25,Thu
今週アタマからスタッフ集合で「with me」の原稿作業。
ペン入れが終わったところで僕だけ昨日から「落日のパトス」の単行本作業。
使わなかったラフなんかを眺めながらどこかに載せようかなんて思いつつ
おっぱい強調のカットを描いているのであった。あー表紙絵が決まらない。
そういや昨日なんだかツイッターで誰かがRTしていた、単行本の書き下ろし作業に原稿料が出ないぞそして印税がどうの、っていうまとめを見た。
お金が出たり出なかったり、多かったり少なかったり、その変の理由も実情も全部ケースバイケース。出なくて当然、出て当然なんて簡単に一言で言えるようなことではないでしょうな。まあ紋切り型で言いたがる人というのは常に居るものだけど。
なんにせよたいして儲けてない僕みたいな漫画家たちは色々必死だったりするのだ。
辛いことや理不尽なことがあっても、誰かにとりあえず読んでさえ居てもらえたらそれでけっこう幸せではある。だからこの職業を選んでる。台所事情に突っ込まれるのはおそらくわりとみんな本意では無いだろう。
夕べはその後、勝新太郎の付き人エッセイを読んでいたら5時になってた。おもしろい。
気づいたら朝になっててやべえやべえと慌てて寝た。
今夜はさかきさんとたぶん飲みに行く。
ペン入れが終わったところで僕だけ昨日から「落日のパトス」の単行本作業。
使わなかったラフなんかを眺めながらどこかに載せようかなんて思いつつ
おっぱい強調のカットを描いているのであった。あー表紙絵が決まらない。
そういや昨日なんだかツイッターで誰かがRTしていた、単行本の書き下ろし作業に原稿料が出ないぞそして印税がどうの、っていうまとめを見た。
お金が出たり出なかったり、多かったり少なかったり、その変の理由も実情も全部ケースバイケース。出なくて当然、出て当然なんて簡単に一言で言えるようなことではないでしょうな。まあ紋切り型で言いたがる人というのは常に居るものだけど。
なんにせよたいして儲けてない僕みたいな漫画家たちは色々必死だったりするのだ。
辛いことや理不尽なことがあっても、誰かにとりあえず読んでさえ居てもらえたらそれでけっこう幸せではある。だからこの職業を選んでる。台所事情に突っ込まれるのはおそらくわりとみんな本意では無いだろう。
夕べはその後、勝新太郎の付き人エッセイを読んでいたら5時になってた。おもしろい。
気づいたら朝になっててやべえやべえと慌てて寝た。
今夜はさかきさんとたぶん飲みに行く。
Posted by sitomi - 2016.02.20,Sat
東京から帰ってきた。
1日目は打ち合わせをあれこれやったとに担当さんと飲み。
それも打ち合わせの一環とはいえはっちゃけすぎて半分潰れた状態でホテルに戻った。
吐き気と戦いつつ朝を迎え昼過ぎまでダウン。ダメだね。
翌日も別の担当さんと飲み。前日の反省を生かしてこっちはいいかんじだった。
色々妄想をぶつけ合って楽しかった。
残りの日々でネームを・・と思ったけどなかなか難産で途中で逃避したり。
なんとか最終の夜に一応の仕上がり。帰ってからまたまとめるとして。
そして今日昼過ぎにちょっとした用事で上京してきた兄貴と久しぶりに会って昼ご飯。
神戸と岐阜に住んでいる兄弟が東京で会うというのもなかなかに変な感じで面白かった。
今回直前に人数が変わったりしたのでバタバタとホテルを決め直したりしたせいでいつも使うホテルが取れず、初めて泊まるホテルになった。
部屋も広くて机も使いやすく良いホテルだったけど、窓が磨りガラスで外が全く見えないのが難点。
天気が全くわからず、今朝チェックアウトしたあと外に出たら雨が降ってて驚いた。
なにより気分転換に外が見えるってのはやっぱりちょっと大切な気がする。
次は慣れた宿がいいな。
1日目は打ち合わせをあれこれやったとに担当さんと飲み。
それも打ち合わせの一環とはいえはっちゃけすぎて半分潰れた状態でホテルに戻った。
吐き気と戦いつつ朝を迎え昼過ぎまでダウン。ダメだね。
翌日も別の担当さんと飲み。前日の反省を生かしてこっちはいいかんじだった。
色々妄想をぶつけ合って楽しかった。
残りの日々でネームを・・と思ったけどなかなか難産で途中で逃避したり。
なんとか最終の夜に一応の仕上がり。帰ってからまたまとめるとして。
そして今日昼過ぎにちょっとした用事で上京してきた兄貴と久しぶりに会って昼ご飯。
神戸と岐阜に住んでいる兄弟が東京で会うというのもなかなかに変な感じで面白かった。
今回直前に人数が変わったりしたのでバタバタとホテルを決め直したりしたせいでいつも使うホテルが取れず、初めて泊まるホテルになった。
部屋も広くて机も使いやすく良いホテルだったけど、窓が磨りガラスで外が全く見えないのが難点。
天気が全くわからず、今朝チェックアウトしたあと外に出たら雨が降ってて驚いた。
なにより気分転換に外が見えるってのはやっぱりちょっと大切な気がする。
次は慣れた宿がいいな。
Posted by sitomi - 2016.02.15,Mon
今日は近江鉄道に乗って多賀大社へ。
人気の少ない門前町。そして思った以上に寒かった。
目的は多賀名物の鍋焼きうどんと御朱印。
多賀大社に来るのは4年ぶりだ。広い境内とシンメトリックで壮麗な拝殿のバランスが美しい。
今度はもっと暖かい日に来てのんびりと過ごしてみたい。
近江鉄道も久しぶりに乗った。多賀大社までは車で来ればもっと早いのだけど、そもそも目的のひとつに近江鉄道に乗りたい、というのがあるから仕方ない。米原まで車で来てそこから乗ってきた。高宮での乗換であの三角ホームを愛でることが出来たのも嬉しかった。できれば復旧した信楽高原鉄道まで行きたかったけど仕事もあるのでさすがにねえ。
明後日から週末まで東京。東京では打ち合わせとネームの予定。
それまでに下書きを少しでも進めておきたいな、と。
人気の少ない門前町。そして思った以上に寒かった。
目的は多賀名物の鍋焼きうどんと御朱印。
多賀大社に来るのは4年ぶりだ。広い境内とシンメトリックで壮麗な拝殿のバランスが美しい。
今度はもっと暖かい日に来てのんびりと過ごしてみたい。
近江鉄道も久しぶりに乗った。多賀大社までは車で来ればもっと早いのだけど、そもそも目的のひとつに近江鉄道に乗りたい、というのがあるから仕方ない。米原まで車で来てそこから乗ってきた。高宮での乗換であの三角ホームを愛でることが出来たのも嬉しかった。できれば復旧した信楽高原鉄道まで行きたかったけど仕事もあるのでさすがにねえ。
明後日から週末まで東京。東京では打ち合わせとネームの予定。
それまでに下書きを少しでも進めておきたいな、と。
Posted by sitomi - 2016.02.12,Fri
下関へ行ってきた。
まあ仕事と言いつつちょっとした旅のような。
どうもこの、海峡とか言う感じのところが好きなようで津軽、明石、尾道、来島、関門と
海が狭くなっているところに好んで行く傾向にある。他にも狭くなってるところがあったらまた
行くんだろうな。
巌流島では相変わらず二人が戦っていた。
うっかり祭日なんかにいったもんだから平日はわりと空いてる連絡船も観光客でそこそこ混んでいた。
そもそも観光客以外は行くはずのない島だし。
そして舟を下りると一斉に島の端っこを目指してぞろぞろ歩いて行くのだ。
島の端っこでは丘の上で彼らが戦っていてすぐ横の小さな浜にはぼろぼろになった木の船が落ちている。
武蔵はアレに乗ってきたんだな、とわかるようになっている。
しかしものの5分としないうちに観光客はそこからいなくなる。そして行き場を失って船着き場へ戻り
30分もそこで連絡船が来るのを待つのだ。
きっと「何にも無い島だな」と口にしながら帰って行くんだろうな。
いやあでもほんとになんにもないんだよな巌流島。
しかしこのウスラ寂しいのが良くて、僕なんかはこの辺に行くたびに島に行くんだけど。
それにしても下関の街は夜がちょっと寂しいな。
次に行くときは反対側の門司で泊まろう。
まあ仕事と言いつつちょっとした旅のような。
どうもこの、海峡とか言う感じのところが好きなようで津軽、明石、尾道、来島、関門と
海が狭くなっているところに好んで行く傾向にある。他にも狭くなってるところがあったらまた
行くんだろうな。
巌流島では相変わらず二人が戦っていた。
うっかり祭日なんかにいったもんだから平日はわりと空いてる連絡船も観光客でそこそこ混んでいた。
そもそも観光客以外は行くはずのない島だし。
そして舟を下りると一斉に島の端っこを目指してぞろぞろ歩いて行くのだ。
島の端っこでは丘の上で彼らが戦っていてすぐ横の小さな浜にはぼろぼろになった木の船が落ちている。
武蔵はアレに乗ってきたんだな、とわかるようになっている。
しかしものの5分としないうちに観光客はそこからいなくなる。そして行き場を失って船着き場へ戻り
30分もそこで連絡船が来るのを待つのだ。
きっと「何にも無い島だな」と口にしながら帰って行くんだろうな。
いやあでもほんとになんにもないんだよな巌流島。
しかしこのウスラ寂しいのが良くて、僕なんかはこの辺に行くたびに島に行くんだけど。
それにしても下関の街は夜がちょっと寂しいな。
次に行くときは反対側の門司で泊まろう。
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