気がつけば一ヶ月

エトス単行本の初期のラフ。ちょっとシャツが短いの。
エトス1巻、パトス9巻発売中です。よろしくお願いします。

気がつけば1ヶ月近く更新してなかった…。
特に何があったわけでもなく特別忙しかったわけでもない。なぜだ。

先のブログ記事でコメントいただいた気動車おやぢ さんトクメイさんへの
お返事をここでなんですが、ツイッターやSNSでの距離感に苦手な僕に
優しい言葉ありがとうございます。

やー、とはいえ2冊同時の単行本発売前後はちょっとだけがんばった。
なかでも栗原先生に絡んでいただけたりしてうれしかった。
年に1回、新年会でお会いするだけなんだけど、会うたびに思うのはバイタリティのすごさ。
数をこなすこと、売れていくこと、そしてスタッフを育ててデビューさせること。
そして体を作る大事さなんかも話してて感じる。ほんとに見習いたい。
今はとにかくがんばって数を描くことに費やしてますが…ちょっとお疲れ気味。
自粛期間中にマッサージいけなかったのがつらかったな（笑）。
「青の島とねこ一匹」の小林先生にもちょこっと絡んでいただけてうれしい。
「青の島～」は舞台が僕の大好きな瀬戸内海の島々なので連載当初からお話はもちろん
背景を何度も見返しては楽しんでる。

さて余談ですが
「黄昏のエトス」はほんとは1巻で終わるつもりだったんですが…
①とナンバリングされちゃってどうしようかな、と思ってるところ（笑）。
まこと先生の教師時代はもうあまり描くこともないような気がしているので
もし描くとしたら…？

まあおいおい担当さんと相談しながらですなあ。

ツイッター

先日はカブで林道を走って峠まで行ってきた。
こんなことばっかしてるな。
峠で御茶を飲んでまた下る。途中で何頭もシカに遭遇した。
道路で出くわしたらガードレールのせいで逃げ場がなく、僕の進む方向に逃げていく。
まるでバイクで追い立てているようで申し訳なかった。

それにしてもツイッターを見なくなった。
別に信念があるわけでもなんでもなく、興味がどんどん薄れている。
宣伝はさせてもらっているけどあれは基本的にブログの機能で
更新すると自動的に投稿するようになっているだけなのだ。
なので久しぶりに「アユムノート」第2話についてはちゃんと告知してみた。

とはいえ見なくなると言うことは他の繋がりのある先生方の告知もあまり見てないと言うことで
なんかもうそれが失礼な気がしてどうにも自分の告知をリツイートしてもらうと
申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
1日1回はどこかで覗いているのでそのとき気付いた告知なんかは僕もリツイートするように
しているのだが…やっぱりどうにも申し訳ない。

あと、見なくなったことで色んな情報がつかめなくなった。
友人の作家さんの掲載情報がわからないので、
気がついたらもう次の号だったり、いつのまにか単行本が出ていた、とか。
時事ネタやニュースやゴシップなんかどうでもいいんだけど、
そういう同業者や友人情報で困るのだ。

しかしツイッターやる前ってどうしてたんだろう…もうその記憶すら無い。
でもひょっとすると、そのころはもっと自由だったのかなーとも思う。

とはいえ、今僕がツイッターを見なくなったりやめたりしたところで
それは自由になるわけではなくて、単に取り残されるだけなんだろうなあ、と
そう思うとやめる気にもなれない。なんだかもう意気地の無いことよのう
としみじみ思うのであった。

まあ悩むほどのことでも無いのだけど。
そうなっちゃったんだなあ、という気分なのだ。

ファンレター

カブに乗ってすぐ近くの山の中の河原へ。
ここでおにぎりを食べてのんびりした。
30分くらいのもんだけどストレス解消になる。

まあ言うほどのストレスはないんだけど。

数日前、ゴラクの編集部からファンレターが届きましたよ、とのお報せが。
編集部で一応開封した後、うちに送られてきた。

便せんに感想、そしてイラストが一枚。しおりの日記のキャラクターたち。
すべての出版社でアンケートはがきに書いてもらう感想は逐一もらっているのだけど
こうして封書でおくられてくるファンレターってもう何年ぶりだろう。
イラストに残る下書きであろう鉛筆線とかが愛おしいですね。
喜んでアシスタントに見せたら「あらかわいい」とイイお言葉。
アンケハガキもこういうはがきもすべて力になります。ありがとうございます。
毎回読むたびおじさん泣きそうです（笑）。

粛々と自粛中

とらくんと戯れ遊んで一緒に寝る毎日。

「しおりの日記」を1回お休みにさせてもらえたので体調もしっかりしてきたし
そして2冊同時発売の単行本作業も無理せずにこなせた。ありがとうございました。
しかしなぜだかネーム作業は相変わらず追い立てられている。なぜだ。

今日パトスの原稿が終わったので、明日から「しおり」の下書きをやりつつ
ネーム作業もやる。来週はちょっとまたアパートで合宿するつもり。
アパートで自炊する生活も3日目までは楽しいがそれをすぎるともう
すべて料理を作ったナベがそのまま食器になるよね…。
1人で入る風呂の準備もメンドクサイがさすがにそれだけは譲れない。
身体をほぐして寝るのが大事なのだ。
それよりもこれだけカクレガのアパートで生活するならもう布団がほしい。
ずっと寝袋でねているのだ。まあマットは敷いてるけどね。マットＯＮ寝袋。
…寝袋ＯＮマットか。
とりあえずネームを進めたいなあ。気持ちだけは先走ってるのですよ。

篭もりきり

ちゃあんと自粛はしているが、天気の良い日雨の降らない日にはときどき
誰とも会わずどこにも寄らず自販機すら触らず、ただひたすら小一時間ほどバイクで
山の中を走り回ったりきたりしている。

でも別に部屋のなかで篭もっているのがさほど苦痛でもない。
外へ出たいわけでは無くて、かわいがってるバイクの調子を見たいだけ。
ほんとにそうで、それ以外の欲求は別にない。ウチのバイクがすべてFIで手のかからない子たちなら
別にそういう欲求も出てこなかったと思う。動かさないとおかしくなるから、という気持ちが強い。
旅には出たいな，と思うものの、それは無理だなと思えば家の中でなにかと別の欲求を満たして
済ませてしまえる。変換可能な程度の欲求なのだ。

この騒ぎが引き起こした現象のひとつとして、いくつかの都市で大気汚染が減少した
なんていうニュースを見た。結局このウィルスで困っているのは人間だけだ。
そう思えばちょっと気も楽になったりするね。

さてそんな状況だけどお仕事は滞りなく進んでいる。そら部屋に篭もりきりなら進むわね。
その反面進んでないのは、今連載してない、これからするかもしれないネームたち。
それはなんというかやっぱり担当さんと合ったりしてモチベーションをあげたり
一緒にネタを弄ったりいた方がやっぱり早いし楽しい。
あー、そういう意味では仕事に差し支え出てるねやっぱり。
早く治まってくれんかのう。東京行きたい。