田舎在住マンガ家艶々の日常など
Posted by sitomi - 2022.12.16,Fri
懐かしい連載開始時の告知イラスト。結構カオが違うねえ。ヒラメ顔。
さて今週の火曜から一日だけ東京に行ってきた。いつもの打合せ出張。
夕方からパトスの担当君と食事+飲みに出たのだけど
途中から元担当さんが加わって、やがて初代2代目3代目(現在)全員の担当さんが集まった。
それに加えてずっとパトスを呼んでいてくれている編集さんもいっしょに。
じつに楽しかった。
よく鍛えられた編集者はうまく作家を踊らせてくれる、というが
良い感じに踊らせてもらってここまでやってきました。
そしてよく出来た担当さんたちは、今回も飲みの席で
ずっと王様気分でいさせてくれた。
もちろんそれはもう編集者としての生業なのもわかってるし、
ある意味もうそういう習性であることなのもわかってる。
わかっちゃいるが、それでもそれによって承認欲求が満たされる。
SNSで発露して消化するそれも悪くはないけど
僕は見知った人間だけで全てが完結するこういう世界で良いなと思う。
裸の王様になれるときっていうのもそれはそれでシアワセだし。
SNSとかね、その欲求を露わするにはちょっと広すぎて怖いんだよな。
まあそうして集まってくれたのは次回で連載100回を迎えるからで
グラビアコラボ企画もやってくれるとのことです。
ありがたくて楽しみだ。
というわけで数少ないココを見てくれてるファンの方々ありがとうございます。
初の連載100回超えです。
とはいえこれからもね、もっともっとがんばりますけどね。
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Posted by sitomi - 2022.11.28,Mon
ちょっと仙台へ行ってきた。
なんでもない小さな町を歩いたあと初めての松島。
駅からの距離感がいい。
海の近くまで行くと客引きのおじちゃんが
「船はこちらー 観光船はこちらー」
なんて声をだしている。あきらかにぼっちのオレに向かって言っている。
なので誘われるままにおじちゃんに近づいていって
「じゃあ今から乗れますか?」
と聞いてみたらしばし考え時計を見て…
「…今出ちゃったから次は1時間後だね」
と死んだ魚のような目で言った。
じゃあなんでオレを呼んだ?
そのあと自分で焼く笹かまを食べたり、海辺を眺めてぶらぶらしていたら
次の便が出る頃合いになっていてまた間に合いそうにない。
縁が無かったんだな、と思ってのんびりと駅に戻る。
いつかまた来たときこそ、遊覧船に乗ろう。
駅に戻る途中、こけし屋さんがあったのでふらっと入る。
自分みやげにモノトーンの小さなこけしを買った。
600円くらいだった。
ホテルではそのこけしに見守られながら仕事した。
Posted by sitomi - 2022.11.18,Fri
久々に東京でちょっと長逗留。
いつものホテルなので勝手もわかってる…
と思ったらホテルの中のコンビニが閉店というか潰れてた。
たいして使っても居なかったのだけど(すぐ外のコンビニに行ってた)やっぱりそれでも
なくなってしまうと困る。ホテルの外まで行きたくないときに
軽く食べたいときに助かっていた。
なにか別の売店でもはいってくれるといいんだけど…
いまは来年からやる新連載の準備。ネームの書きため。
でも毎度のことながら第一話は全然捗らない。産みの苦しみというヤツ?
それでもなんとかかんとか形にして。まあここからもう一回練り直しかなあ。
とりあえずそれでも形になったので、今日はちょっと仙台までいってきた。
チラチラと見たいものがあったりして、なんとか見てくることも出来た。
わずか15分くらいだけども。それもなにかまた別の連載につなげられたらなあと。
ちなみに仙台から仙石線で東矢本駅あたりまでいって、
また松島の方へ戻っていったのだけど
車窓からの景色を見て、そして歩いているときに、
ああ、ここも津波にやられたんだなと漠然と感じていた。
矢本駅までテレテレと歩きながらスマホを見つつ(いかんね!)
あのときにここら辺りのどこがどんな風になっていたのか調べていた。
あの日のこと、ニュースやドキュメンタリー番組、そしてネットでは見て、
ある程度知っていても、実際にはこれまで来たことがなくて
思い立てば寄付だけをして、なんとなく免罪符としていたのだけど
じっさいにこの…なんというか土地も建物もまっさらで、
こういう言い方はなんだけれども、どこか”自然ではない”景色をみたとき
今になっても、あのときのことを思わずにいられないというか
もはやどうなにを書いていいのかわからないんだけど
やはり肌で感じることは必要なんだなと、そう思った。
現地のそこに住む人たちがすでに平然としている中
11年を経て今更こんな感傷にふけっているおじさん、
恥ずかしいけども、やっぱ来て良かったなあと思ったのでした。
また行って、こんどはもっと他の場所も巡ろう。
でもって、初めて松島へも行った。初めての松島。
とにかく空が青くて奇麗だった。
笹かまを自分で焼いて食べて、小さなこけしを自分土産に買った。
遊覧船は時間が合わずに乗れず。
また今度来たときに乗ろう。
あれもこれも東北で行きたいやりたいこと、たくさんあるな。
Posted by sitomi - 2022.10.22,Sat
最近は近所の喫茶店ごはんが好きで、週に3~4回ひるめしを食べに行く。
そのまま居座ったりもしている。
だいたい3軒ほどをぐるぐると回ってるんだけども、全部ちゃんとイチから作ってくれる。
ちなみにそれ以外で冷凍ピラフだったり明らかに業務用レトルトのカレーを出す
そんな感じのお店もあるが、それはそれでまた結構好き。適当さもお店の味だよね。
だけどここしばらくはちゃんと作ってくれるお店ばかりいっている。
ドリンクは大抵ソーダ水。若い子にこの「ソーダ水」が通じなくてびっくしたのだけど
それは都会とか田舎とかの差なのかそれともやはり世代差なのか。
店によって色が違うのでまた楽しい。今行ってる3軒は、赤と青と緑だ。
よく頼む「ピラフ」もそれぞれ違う。
ケチャップ味だったり、洋風チャーハンだったり、ちゃんとちゃんとのピラフだったり。
喫茶店はモーニングよりも昼ご飯食べに行く方が好きだな。
というわけで単行本が出ました。
「落日のパトス」13巻と
「黄昏のエトス」3巻です。よろしくお願いします。
巻末のあとがきを今回から作品解説にしました。
毎回あとがきに書くことを悩んでて時間食ってたんだけど
あれならいくらでも書ける。たくさん字を書くけど圧倒的に早い。
エトスは次巻からまた先生の話になりそうです。まだ続くのですよ。
Posted by sitomi - 2022.10.02,Sun
熱海は平日にしてはなかなかの活気。週末ともなればもっと人が増えるのだろう。
翌日にさいとうたかを先生のお別れ会に出るため、前乗りで熱海へ。
というのも資料写真がちょっとだけ足りなかったのと、いつものあの宿へ泊まりたかったから。
安宿だが温泉がよくてとても気に入っている。
今やってる落日のパトスの宿泊宿のモデルにもしている。(一部だけだけど)
残っていたネームをこなして夜から居酒屋でひとり晩酌してきた。
もっとゆっくり泊まりたいなあ。
翌日は早めの便で東京へいって帝国ホテルへ。
お別れの会での著名なマンガ家先生方が贈る言葉の粋でステキなことよ。
帰ってきたらその翌日から愛知県の佐久島へ。
なにもしない二日間。酒を飲んで海を眺めて寝た。
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