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田舎在住マンガ家艶々の日常など
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Posted by sitomi - 2023.11.17,Fri


「かきすて!」の原稿制作中。
この原稿描くのなんだかんだ楽しいんだけど
格闘シーンとか不慣れすぎて時間かかりすぎるのがなんともかんとも。
今回は武器をどうするのかとか…
まあそれも楽しいのでいいんだけど。

で、その原稿の仕上げ作業中に一人いまネーム中。
エトスのまこと学生編第5話。全然進まぬ。
描きたいことは決まってるんだけどまとめきれない。
というか、こうしてブログとか書いてる時点で集中し切れてないわけでな。
明日までになんとかしないと週末には法事があって大阪へ行かねばならぬ。
そして来年発売のパトス単行本のカラーも間に合ってない。

なんかここんところ毎月ピンチだ。
どこかで展開をがらりと変えたいなあ。
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Posted by sitomi - 2023.11.04,Sat

少し前にバイクで伊吹山に上ってきた。
途中から一気に寒くなって山頂駐車場付近では雲の中。
レストハウスではただの真っ白な景色を眺めながらコーヒーを飲んだ。
レストハウスと行っても昭和のサービスエリアみたいな。
それはそれで好きなんだけども。ーというかだから好きなんだけども。

下界に降りてきてすぐに関ヶ原の国道沿いにある定食屋へ。
「おふくろの味」と書いてあるがそのとおりおふくろさんな感じの
やさしそうなおかみさんがいた。

タレカツ丼を頼むと、ほぼソースカツ丼が出てきた。
タレの酸味かげんがちょっとちがう。そして肉がとても薄い。普通の三枚肉みたい。
だがそれがとても美味しかった。

最近ソースカツ丼を食べるために福井までよく行くのだが
とりあえずそのソースカツ欲を満たすためならココで充分だ。
歯周病で弱い僕には薄くてサクッと切れるこのカツもとても良い。

適当に入った店で美味い飯にありつけたときは得をした気になる。
良い日だったな。
Posted by sitomi - 2023.10.26,Thu

そういえば先月小豆島へ行ってきた。
正確に言えば四国から広島へ行って、そのあとまた四国に戻って小豆島へ渡ったのだけど
まあ早い話が旅のラストは小豆島から神戸までジャンボフェリーで移動したのだ。

ジャンボフェリーは二度目で、以前は逆向きに神戸港から深夜便に乗った。
まだ数年前だ。そのときに深夜1時の出航にもかかわらず売店がまだやっていて
そこでうどんを食べることが出来た。小腹も空いてたしなにより深夜に食べる
ちゃんといりこだしの讃岐うどんは溜まらなく美味しかった。

ただ、ジャンボフェリーはその後新造船になり、今回乗ったのはその新しい船だった。
別料金による特別室もあって、そこでは風呂だとか足湯だとか色々豪華になった。
デッキもオシャレになってまあかっこいい。
しかしそのおしゃれな中でもうどんを忘れてなかった。
小豆島を出港してしばらくするとうどんの販売を始めますのアナウンス。

以前よりもやっぱりオシャレで明るいテーブルではあったけど同じようにいりこだしのうどん。
メニューにシンプルなうどんが無かったのがちょっと残念だった。
レモンとかオリーブとかそういった地元の具の入ったものばっかりだったとおもう。
それでも深夜便でこれを食べるとまたあのときのように格別な美味さに感じるのかな。

Posted by sitomi - 2023.10.21,Sat

神楽坂の和可菜。
ここの日記でも十数年前に記事を書いたかもしれない。
一時この和可菜に頻繁に泊まっていた。双葉社でたくさん仕事をしていたころ。
ここでネームを書いて、担当さんに来てもらって、またネームを直して…
というエラソーな風に聞こえるけども、単に趣味であった。
昭和の和風建築はもうたまらない魅力がある。
そして当時この和可菜にはももちゃんという猫がいた。
といっても、僕が定宿にして数年経ってからやってきた子猫だ。
夜寝ていると、廊下からふすまをカリカリしてきて、中に入れろと言ってくる。
仕方ないのでいれてやると、十分ほど暴れまわったあと布団に入って寝てしまう。
そんな体験のできる宿が東京の新宿区にあったのだ。

母親を連れて泊まったこともあった。
アシスタントも数人連れて泊ったりした。
やがてそのうちの一人の女子アシスタントがものすごくここを気に入って
自分の定宿にしだしたので、僕は別のホテルに鞍替えした。
「奥様」と呼んでいたオーナーがいて、当時ももう齢80は超えていたと思う。
僕もけっこうよくしてもらったが、彼女はもっともっと
ずいぶんとその奥様と仲良くなったようだった。

やがて奥様も亡くなり、和可菜は人手に渡ったようだが
結局、建築家の隈研吾氏によって手が入り、また宿泊施設となると聞いた。

でももう泊まることもない。
あの宿はあの奥様によってあの空気が作られていたし
ガワは同じでもデザイナーと呼ばれるような人が入った建物は
いくら似ていても全然別物になるだろう。
もちろんそれも悪いことではないけども。

いまは毎回ドームホテルとメトロポリタンを行ったり来たりで泊まるようになった。
身分相応に安い部屋でお世話になっています。

Posted by sitomi - 2023.09.27,Wed

9月は初旬に金沢へ行ったりして後半では四国へ行ったりした。
この写真は中旬に栗きんとんを買いに八百津町までカブで走ったとき。

栗きんとんというと関東ではなんか別のものをいつも想像されている。
栗の甘露煮が多いようだ。岐阜あたりでは栗きんとんといえば
栗を砕いてすり潰して手ぬぐいで巾着に絞った和菓子のことだ。
それが毎年9月1日に解禁?で、新栗を使った栗きんとんが一斉に売られ始める。
とはいえまあ国産を使ってるのは限られてると思うけど…
でも風物詩としてそれを求めるのが楽しみになっているわけだ。

子供の頃から好きなので、この季節になると八百津だとか中津川だとか恵那に買いに行く。
その辺が本場とされているらしい。
今年も色々なお店のを食べている。まだこれからも食べる。楽しみ。

退院して丸2ヶ月が過ぎて、もうさすがに手術痕が痛むこともなくなった。
けれどじわじわと体重が戻り始めている。これはとてもマズい。
年末にむけてちゃんと抗っていこうとおもう。
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