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田舎在住マンガ家艶々の日常など
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Posted by sitomi - 2015.10.29,Thu
昨日は東京で呑んだ。夕方打ち合わせの後、深夜まで。
はじめは旅の話、それからマンガの話やがて編集さんの愚痴なんかにも及んだ。
仕事をする上ではいわゆる切れ者な方だけど酔うと色々吐き出すタイプの人でもあるのだ。
途中で別誌の担当編集さんから連絡が入る。今から帰るとのことだったが面白いので誘って合流。
某出版社の根城になっているバーに行くと伝説の編集さんがいた。T先生番をやっていて仕事場の壁に殴って穴を開けたというあの方だ。丁重にご挨拶するがなかなか気難しい方のようだった。いや気のせいかもしれないが。
そして前出の担当さんはいよいよ本域になって、下ネタともいえないくらいのえぐい下ネタだとか愚痴もものすごいことに。後から合流した編集さんもなかなか手こずるほどに。ちょっと落ち着いたとき両編集さんから、作家さんにこんな話聞かせるのよくないんですけどね・・なんて謝られたりしたが
まあ僕に限って言えば、そういう話も経験できない部分の本音を聞けたりしてるわけで、結果そういった言葉はお話作りをする上での肥やしになる。だからむしろありがたい話だ。
途中から焼酎が進みすぎてたので、割り用の水を何度もささっと足して酒のふりをして呑んで凌いだ。
けっこうヤバい、色んな部分のホンネやカネにまつわる話も聞いたけどすべては胸の内に。
というかたぶん誰かに話しても聞いてて気持ちのいい話ではないかもしれないなあ。



途中で水にかえたのが功を奏し、爽やかに起床してチェックアウト。
ちなみに今回20年ぶりくらいに泊まった水道橋の安ホテルなのだけど
けっこう部屋も悪くいなー値段なりに充分だなー、なんでこんな長いこと使わなかったんだろう
とか思いながらチェックアウトの手続きをしたのだけど、そのときに判明。
そうそう、このホテルおっそろしくフロントが愛想悪いんだ、っつーか失礼なんだよなー。
領収書一つ出してもらうのになんで訝しげな顔されて「はあ?」とかいわれなきゃなんないんだよ。
またここに泊まるのは20年後かな。それまでオレが生きてるかこのホテルが潰れてるか。




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Posted by sitomi - 2015.10.25,Sun
昨日は酔うとろくなもの書かないなという見本みたいな記事だった。
どうしたオレ。

今日はシラフなので安心。

さて昼前に下書きが終わってペン入れ開始。
ちょっと余裕が出てきたので昼からはこの前の社員旅行で撮ったフィルムを現像した。
ブローニーで7本。2本用タンクしかないので1時間半ほどかかった。ムラも出ず良好。

明日からスタッフが集合。水曜からはまた一人横浜東京だ。
バタバタした日常に戻っていくなあ。
Posted by sitomi - 2015.10.24,Sat
昼頃、いつもの薬をもらうために医者へ行った帰り。
いつも通ってる住宅街で、左側の横道から全く止まらず車が飛び出してきた。
こっちは急ブレーキと同時にクラクションを鳴らしたが、そもそも最初からこっちを見てもいなくて右折、つまり
僕の車の前に出て、同じ方向へ走っていくのだった。
クラクションを鳴らし谷も関わらずノーリアクション。こちらを見るでもないし、手を上げて悪い,とかのジェスチャーもナシ。さすがに頭にきた僕はべたっと真後ろについて相手のルームミラーをのぞき込んだ。
やはりシルバー世代だ。最近こういうのが多い。もう一度クラクションを鳴らしてやろうかと思った。

しかしふとそんなときに思い出すのだ。
20代のころつきあってた彼女を横に乗せていたとき似たようなことがあって、その車をやはり高齢の女性が運転していた。今よりももっとバカだった僕はずいぶんその車を煽りまくったとおもう。向こうが先にひどいことをしてきたんだから当然だと思っていた。
しかしその彼女は、もうやめなよ、という。きっと悪いことをしたこと自体気づいてないよ。それに・・
あれが自分の母親だったらと思うと悲しくならない?と言ったのだ。
わたしは自分の母親がこんなふうに若い人に煽られて怖い思いしてるのを想像すると辛いよ、と。

それを聞いて自分の母親を想った。たしかに悲しいなと思った。
老いから来るものはどうしようもない部分がある。わざとやったように見えてもそうではないかもしれないのだ。や、もちろん相手のことも考えずわざとやってるのかもしれない。そういう人間もいるかもしれない。
でも、そうだとしても自分の母親が煽られるようなことをされてたらやっぱりイヤだな、と。

これは善悪や懲悪の話ではなくて、想像力で許すことができるならそれでいいじゃないかという
話。
そもそもどちらが悪くたって他の車を煽るような行為ってのはみっともないものだ。
その時点で悪役はどっちなのか。周りから見れば自分にしか見えない正義の仮面を被った道化がそこにいるだけだ。

若い頃は平気でそんなことをしていた。それがその彼女の言葉でいつしか我慢できることができるようになったのはよかったと思う。そしてその言葉は今でもちゃんと効いている。
気づけばじいさんの運転する車の行く先を案じていた。じいさんはそのあとすぐに左折していったがウィンカーもついていたなかった。
よくそんな話をすると、免許を返納すればと簡単に言われる。しかしうちらのような僻地ではそれをするともう生活がかなり困難になる。電車もバスもない。自転車で移動すれば数キロ先の店への往復で体力の消耗は半端ない。夏には熱中症で亡くなった事例もある。冬は雪が降ればもうおしまいだ。どうしたって高齢者も運転をやめることはできない。都会やベッドタウンの事情とは違う。
願わくばあのじいさんが事故ったりしませんように。いつか自分の運転が危ないことに気づきますように・・。

帰ってからは下書きの続き。そろそろ夜型に戻りそう。やっぱり夜中が進むんだよなあ。



Posted by sitomi - 2015.10.22,Thu
旅行から帰って参りました。
一人で行く旅は移動先以外の目的がほとんどないので、案外のんびりしたもので
疲れもさほどないのだけど
今回のように社員旅行なんて名目で行くとなるとやはりそれなりにあちこち移動するわけで
やっぱり最終日はもう少々疲れ気味。それでもおそらくは一般的なそういった旅行に比べると、行く箇所はかなり少なめの我が社の旅行なのだが。






砂丘や松江や出雲大社なんかももちろんよかったのだけど、最後に泊まった美保関というところが特によかった。
なんというか侘びれた町や村や集落というのはけっこうそこら中にあるのだけど、大概わびれを通り越して、本当に寂れてしまっているようなところが少なくない。もっとも僕はよくそういう場所に好んで行ったりしてるわけだが。しかし我が町に観光客を呼ぼうとすると、その方法としてなりふり構わず古き良きものまで排除してしまったり(これは住んでいる当人たちには日常的な古さに良さを感じるはずもないので仕方ないと思う)、古かった建物をさも古いように見せかけた最新建築物になっていたりすることも多い。小京都なんて呼ばれようとするところに多かったりするね。まあ生活の快適さが優先されるのは当然だと思うのでそれも仕方ないこと。

しかし、たまーに侘びれ感ときちんとした観光が混在する場所がある。まさに美保関がそうだった。古い箇所もたくさん残ってるが決してあきらめてる風でもないような。
観光だってそれなりに力入れてますがあくまで平常心で、というかんじ。
平日だったこともあって人はかなり少なかったけど、境港からも中途半端に離れた場所なので観光客でごった返すなんてことはお祭り以外だと希なんじゃないだろうか。

美保神社で毎朝夕おこなわれるという”おつとめ”がとてもよかった。巫女さんの舞も見られた。ちなみにそのときの見物客は僕らだけだ。
誰に見られていようが見られていまいが毎日同じようにこれは行われているのだな。

あとから知ったが、この神社は恵比寿様の全国総本山とのこと。出雲大社とこの美保神社両方を参ってはじめて”恵比寿大黒両参り”となるとのことで。結果的によかったよかったと。

帰ってきたあとはがっつり寝て、今日の朝から下書き開始。with me第4話。
huluでずっと小津安二郎を流している。途中からあまりアタマに入ってないが。
2日で終わりそうだけど余裕があるのでたぶん3日かかるはず。









Posted by sitomi - 2015.10.18,Sun
一昨日からネームをやっているのだけど一向に進まない。
20ページ台のネームを三日以上かかってるのは久しぶり。
やはりテンションが切れたかなあ。
しかし明日からささやかに社員旅行なのでいったんここでストップだ。
旅行は鳥取や出雲方面をぶらぶらしてくるかんじ。
鳥取や島根は何度か行ってるのに出雲大社には一度も行ったことがないのでお初なのだ。
出雲大社も楽しみだけど、あとは出雲そばか。蕎麦が好きなんでねえ・・。

帰りは飛行機なのですでに若干恐怖心が身体を覆いだしているけど・・まあがんばる。





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