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田舎在住マンガ家艶々の日常など
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Posted by sitomi - 2021.12.30,Thu



北海道へ弾丸で行ってきた翌週中頃からいつものようにネームをやるために明石の家に籠もっていた。
しかしその間の1日、今度は九州へ行ってきた。
目的はここ2年行けなかった友人の墓参り。
早朝の新幹線で移動すると、岐阜からよりもかなり早く博多に着けるね。当然だけど。

博多からはいつものようにレンタカーなのだけど福岡ではいつも空港でレンタカーを借りていたので
駅からのレンタカー屋への道のりにちょっと迷ったがなんとかトヨタレンタカーをゲット。
そのまま、まずまっすぐ長崎県の大村へ。
高速の道中はいつも佐賀県を通っていくときに吉野ヶ里が見えてた気がしたが
あれは気のせいだったか。まったくわからないままあっという間に長崎に入った。
頻繁に行くようになってわかったが、博多~長崎は思ったよりも近い。
うちから京都に行くのと殆ど同じくらいだ。

土砂降りの中で墓参りを済ませたらそのまま島原半島の多比良港へ向かう。
少しだけ遠回りして諫早湾の堤防道路を抜けて行った。2度目の堤防道路だ。
真ん中のパーキングで止まって見たものの、風雨がさらに強くなって外に出ることも出来ず
車からただ鉛色をした海面の写真を撮った。

対岸の島原半島を左に折れて諫早湾を眺めながら多比良港に着くと、
タイミング良くフェリーが着いたところだった。
このフェリーは昔の明石のたこフェリーと同じで乗船名簿などを書かないで、
車から降りることなく乗れるのがとても簡素で良い。沈んだらもう誰が誰だかわかんないけどな。

対岸に渡ってからはもう淡々と阿蘇を目指す。阿蘇は行ったことがないので
一度行ってみたかったのだ。南阿蘇でようやく裾野にとりついたが
路面凍結注意の看板があちらこちらに。イヤな予感がしつつも雨は止んでいる。とにかく上る。
100mごとに外気温がどんどん下がっていく。そして火口付近の駐車場で気温は1度。
凍結は無いが、鬼のように寒い。ふっとばされそうな風も吹いている。
そしてまあ予想はしてたが、火口はといえば火山ガス大量発生と強風によって立ち入り禁止。
トイレに入って土産物屋をひやかして火口駐車場を後にする。
停まっていたのは僕の車の他に5台ほどと、パトカーが1台だけだった。
少し行くとドライブインみたいなものがあった。
秋頃の大噴火のときこの駐車場からの固定カメラの映像を見たなあ。
こっちにはけっこう車が止まってたがスルー。

草千里を横目に山を一気に下る。すごいなと思ったのは、阿蘇山から北におりてくると
阿蘇駅の真っ正面に出てきたこと。観光地として完璧だ。
そのままさらに北進して、今度は大観峰へ。またぐんぐん上るがさっきほどの悲壮感のある
山道では無く、他にも上っていく車がいて安心できた。

しかし山頂はやはり強風。風と寒さでとてもじゃないが展望台までいける感じでは無かった。
先に行ったカップル達がみんな断念して降りてくる。僕もそれにならった。
余りに冷えたので駐車場の売店でいきなりだんごの蒸した?ような暖かいのを食べた。
あとから考えたらこれが唯一食べた、九州の名物じゃ無いだろうか。
とはいえやはり阿蘇はすごかった。カルデラという地形。湧き上がる雲とうねる霧。
この天候で観られたのも案外悪くない。天気の良い景色は動画や写真でたくさんみてきた。
だがこの荒れた天候の中で、己の目で見たこの景色はたぶん絶対忘れない。

…この負け惜しみを土砂降りの石垣島でも言ってたな。

大観峰からさらに北方面へ下る。
国道212号線を北上して日田市へ。いつのまにか大分県に入っていた。
がしかし、日田市から高速に乗ったらすぐに福岡に。
福岡までもどったら渋滞にハマったがなんとかレンタカーを返す時間には間に合った。

こうして九州を半周して、帰りの新幹線は爆睡。
岡山辺りで目が覚めると強風で瀬戸大橋線が全線不通になってるとのこと。
そうだろうそうだろう、九州ではふっとばされそうな風だったしなあ…と思ったけど
九州と四国でけっこう離れてるな。西日本はすべて風が強かったんだろうか。

翌日からまた部屋に籠もってネームの日々。
買い物帰りに一回だけ林崎の松江海岸にふらりと寄ったらまだ風が強くて波が高かった。

メシはスーパーの惣菜だけど、少々の楽しみとしていつもの今中で玉焼きを持ち帰り3回。
岐阜に帰る日の昼には江洋軒で焼きそばを食べた。
明石に来たらとりあえずこれだけ喰っておけば満足な身体。



あ、そうそう、おみやげに今中の前にあるマフィンのお店でチョコチップのマフィンを
買って帰った。最近あのマフィンもお気に入りだ。

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Comments
無題
自分も九州に行ったような気になる旅行記ですね。

私の、うっすらとした阿蘇山の記憶では、山なのに木がなくて黒い石がゴロゴロしてて牛が放牧されていたような気がします。
独特な風景ですよね。

旅行では天気には泣かされますよね。
私の悲しい男鹿半島の記憶は、真っ白な霧と、ドライブインの「のびた稲庭うどん」だけです。

次回は素敵な写真が撮れますように願っております。

Posted by ジエチルエーテル - 2022.01.01,Sat 08:34:45 / Edit
無題
あけましておめでとうございます
今年もHで素敵な美女の活躍を楽しみにしています
Posted by ももたろふ - 2022.01.01,Sat 14:56:47 / Edit
無題
北海道から九州に旅行した、と聞くと何だか日本一周旅行したみたいですね。
私は旅行は出来ないので図書館で「銀河鉄道999」(DVD19巻113話)を借りて地球からアンドロメダまで旅行中です。
Posted by 水島礼子 - 2022.01.01,Sat 19:56:20 / Edit
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