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田舎在住マンガ家艶々の日常など
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Posted by sitomi - 2016.07.25,Mon


「号泣」って新聞とかニュースサイトでよく使われるけど実際に号泣してることなんてあんまりない。
ひどいときにはほんのり涙を浮かべただけでも号泣と書かれてる。泣く=号泣ってことなのかな。
「美人すぎる~」なんてのも。いまはコレが流行だから!と意気揚々として記事を書いてるのかな。
そうして脊椎反射だけで書いたような文章を飛ばしていくという…
それでいい商売なら楽ちんなことだ。

なんてことをスポーツ新聞を読んだときに完全なる無責任なジジイ読者の目線で思ったこと。
どれだけ低俗でも、まがりなりにも文字がメインの媒体ならば
せめてそこで使われる言葉だけは無知な僕らの規範とあってほしいものだなあと。

今日で相撲が終わり、ツール・ド・フランスも終わってしまった。さみしいなあ。
高校野球で見るかなあ。







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Posted by sitomi - 2016.07.18,Mon


先週の横浜の空。この日も午後から大荒れだった。
岐阜はがらっと変わって快晴が続くなあと思ったら本日梅雨明けですって。
たいして雨に当たった記憶もないまま梅雨終わり。

さあそんななか仕事はと言えば今週から月末までが結構キビシイ。
スタッフがひとり減ったのも一つの要因だけどとにかく締め切りが重なっている。
カラーが多い。もうどうしようか、ってかんじ。

しかし去る者あれば来るモノありで、次の仕事から新人さんが二人来る。
辞めていくツッチーが勤める専門学校でチーフのキッシーとともに探してくれた。
この先も残ってくれるかどうかということもあるのでまだなんとも言えないけどとりあえずありがたい。
まあしかしたいへんだたいへんだとテンパってても出来る量なんて変わらないし(むしろ減る?)
テンパって脈拍上げると疲弊が激しいし。誰かに話したところで捗るわけでもないどころか
ツイッターなんかで多忙な自分を呟いたらあとから自己嫌悪に陥るのが僕なので
こういう閉鎖空間をのぞきに来てくれる人だけにいまちょっと忙しいんだよ、へへへ
と言っておくくらいがいいのだ。

まあ結局淡々とこなすしかない。
うちは徹夜とか全くしないんだけど、さすがにちょっと自律神経失調気味で眠りが浅くなってきた。
起きてる間ずっとネムイ。
ひと段落付けばたっぷりと寝てやるぜえ。





Posted by sitomi - 2016.07.13,Wed


アシ子の1人がデビューだとかをすっとばして連載決定。という知らせを受けた。
よく代原デビューというのはあるけれど、そういうことでもなんでもなくいきなり連載というのも
珍しいなあとみんなで驚いた。いずれにせよめでたい。
彼女は今いる中では一番後に入ってきた子。デビューする順番は努力する順番であって欲しいが
そればかりで決まらないのがこの世界。努力するのは最低限必須の条件であってそこから先は
別のファクターもたくさん介在する。うちのアシ子たちは一時に比べればずいぶんがんばっているし
熱意も感じられるようになってきた。もうなにかに載っていてもおかしくない作品が出来ているときもある。
それでもなにか足りないからもう一歩前へ行けない。それは実力とは無縁のときもどうしたってある。
描き続けて見てもらい続けるしか解決策はない。

さてそれはさておいても彼女は当然うちのアシスタントを辞めることに。
漫画家のアシスタントにとって連載を取ったのをきっかけに辞めていくのはいちばんいい辞め方。
がんばってね。

しかしまあ、うちとしてはこれから連載が増えるところでちょっとピンチ(笑)。
チーフアシ子もすでに4コマ誌で連載になりかけている。いよいよヤバい。
嬉しい悲鳴といっていいのかなんなのか。

うーんとりあえずアシスタント探さねばなあ。


Posted by sitomi - 2016.07.11,Mon

<FM3A Ai 24mm 2.8s RETROPAN320>

写真はいつも泊まる伊東のホテルの窓からの景色。広いバルコニーがあるが海しか見えないのだ。
でもそれがよくて、こんな雨の日は特にいい。ぼやんとした景色の中、時折大島への連絡船や漁船が通り、
たまーに自衛艦などが夕方から停泊してたりして。

時間が出来たらまた逗留したいなあ、なんて思っているけどどう考えても当分無理だ。
新連載が2本始まった上に隔月でさらに2本入る可能性もある。現行の連載をいれると月4~5本だ。
完全にオーバーワークなのだ。
どうしてこうなったと文句も言いたいが全て自分の断れない性格から来ているからしょうがない。
いや、もちろんもちろんありがたい話ではあるのだけれど、依頼をくれた編集部の期待を裏切るのも怖いわけで
もうもう胃は痛むばかりだ。

さてそれに加え、めでたいことだけど、スタッフのひとりが、デビュー掲載等をすっとばして
なんととある月刊誌で突然秋口からの連載が決まったのだ。
小さな賞をもらった後、本人は次の読み切りを・・と次のネームを地道にがんばる覚悟で
描いていたのだけど、そのネームがそのままとんとん拍子に連載に決まっていったとのことで。
いやあ、そういう話はなきにしもあらずとはいえ、僕もちょっと油断していた。
実にめでたいことで祝うのは当然なのだけど、その反面うちのこれからの原稿は大ピンチとなるわけだ。
アシスタント募集しなければならないしまあ諸々たいへん。
でもほんとにがんばっていたし良かったなあと思う。アシスタントがそういう形で辞めていくというのは
一番雇い主冥利に尽きるのではあるまいか。

まあでもそんなこんなで今月はバタバタ。原稿に加えて単行本作業もある。
がんばらないとね。





Posted by sitomi - 2016.07.08,Fri


資料撮りを兼ねて東京でちょっと小洒落たホテルに泊まった。
洒落てるけどいつもと料金は同じ。一般的なお値段。
もちろん打ち合わせもしたのだけど今回は1件だけ。普段なら1泊なら最低でも2件。
でも今回はいろいろあって1件だけになってしまった。そのせいかなんだか疲れちゃったなあ。
晩飯時にちょうど帰るところだったゴラクの担当さんが来てくれてなんだか救われた気分だった。
別に打ち合わせをしたわけでもないんだけどマンガの話を少しでもできるとやっぱちょっと楽しいしテンションもあがる。よかった。そこそこ良いイタリアンレストランも新規開拓できたし。

夜、早めに引き上げたホテルでは少しテレビを見た後ずっと本を読んでいた。
まず献本でいただいた新連載「5時まで待てない」が載っているゴラクスペシャル。次にもう読んだのに間違えて買ってしまったイブニング。それからつい最近出たばかりの蓮實 重彦「伯爵夫人」。
もう笑いと紙一重だなというくらいの淫語連発。わりと時代を遡ったりするのだけどリアルな時間軸はじつに短い話。嘘なのか本当なのかこちらの解釈までもが入り乱れる感じでおもしろい。
冒頭読みにくいと思った文体もそれを意識してのことなのかな。
さらにkindleで奥田英朗「向田理髪店」とか瀬戸内寂聴の「花芯」。
気まぐれにあれこれと読んでいたが、気づいたら真カーテンの向こうが明るくなっている。
5時を回っていた。
慌てて寝たけれど完全に寝不足。昼前にチェックアウトするとこの日の東京の気温は36℃。
ぐったりしながら新幹線にたどり着いて座ったら爆睡。効き過ぎの冷房もこの日はちょうどよかった。

今週は「5時まで待てない」の2話目の作画。来週月曜に上げて中程からはまた横浜だ。
そこまでは暑そうなのできっとずっと引きこもりだな。仕事がはかどるでしょう。






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