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田舎在住マンガ家艶々の日常など
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Posted by sitomi - 2015.11.04,Wed
順調に下書きが進んでなんとかラストまで。
明日から集合なのでちょっと余裕が出来た。
ので、残っていたカラーフィルムを現像した。モノクロは撮ったらすぐに現像してしまうのだけど、
カラーネガは温度管理がシビアなのでなんとなーく放置ぎみになる。
このフィルムも9月くらいから放ってあったので既にどのカメラで撮ったものなのかとか
どこで撮ったものだとかも忘れてしまっていた。



現像して写真を見ると思い出した。軽自動車に入れっぱなしにしてあるNATURA CLASSICAで
夏から秋にかけて撮ったものだ。同時にiphoneで撮った写真をここの日記にもアップしていた。
8月8日。ほんとにずいぶん放ってあったなあ。
あのときは元スタッフだった奴と山の中腹の展望台で色々話をしながら雲のやってくるのを待った。
iphone5sと小さなデジカメとこのナチュラで撮ったけどネガカラーフィルムのこいつが
一番ドラマチックな画に撮れている気がする。

夕方から現像したフィルムをスキャンしつつ、テレビでは久しぶりに深夜特急を流して原稿のペン入れ。
10枚ほど進んだ。
これで明日はちょっと楽。




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Posted by sitomi - 2015.11.02,Mon
原稿が上がって全員解散。とはいえ仕事は続くのであった。「落日のパトス」の下書き中。
このマンガだんだん顔芸になってきてるなーと感じつつ楽しい。

昼に同業のさかきさんと話してて肉を食いに行くことになった。
田舎にしてはずいぶん小洒落た店だ。



ランチクーポンなどというのを使ってお安く和牛をいただいた。
ああいうのってスマホ見せるだけで良いのね。初めて知りました。
昔のイメージでなにかを切り取って持って行かなければならないのかと。昭和だな。

それにしても最初一人で店に入ったら、店員さんに「カウンターでよろしいですか?」と聞かれたので
はいはいと答えて連れて行かれたそこは二人がけのソファーで思いっきりカップルシートだった。
「男二人なんで・・ここはちょっと」というと店員も苦笑い。テーブル席を準備するのでお待ちください
と入り口へ戻る。うーん。オジサン二人のメシはときどき困るな。
今度こういうコジャレタお店へいくときはうちのアシ子の誰かを連れて行った方が良さそうだ。
出費はかさむが。

帰ってきたらだれちゃってすっかり仕事進まず。ヤフオクに使わないレンズを出品なんかしたりして。
一個はトンデモ値段をつけてあるのでまず売れないだろう。売れてほしい気もするが売れてしまえばあれはもう二度と僕の手に入らないだろう。でも使わないレンズは悲しいのでそれも正しい気がする。モヤモヤしながら出品した。
・・・売れませんように。



Posted by sitomi - 2015.10.29,Thu
昨日は東京で呑んだ。夕方打ち合わせの後、深夜まで。
はじめは旅の話、それからマンガの話やがて編集さんの愚痴なんかにも及んだ。
仕事をする上ではいわゆる切れ者な方だけど酔うと色々吐き出すタイプの人でもあるのだ。
途中で別誌の担当編集さんから連絡が入る。今から帰るとのことだったが面白いので誘って合流。
某出版社の根城になっているバーに行くと伝説の編集さんがいた。T先生番をやっていて仕事場の壁に殴って穴を開けたというあの方だ。丁重にご挨拶するがなかなか気難しい方のようだった。いや気のせいかもしれないが。
そして前出の担当さんはいよいよ本域になって、下ネタともいえないくらいのえぐい下ネタだとか愚痴もものすごいことに。後から合流した編集さんもなかなか手こずるほどに。ちょっと落ち着いたとき両編集さんから、作家さんにこんな話聞かせるのよくないんですけどね・・なんて謝られたりしたが
まあ僕に限って言えば、そういう話も経験できない部分の本音を聞けたりしてるわけで、結果そういった言葉はお話作りをする上での肥やしになる。だからむしろありがたい話だ。
途中から焼酎が進みすぎてたので、割り用の水を何度もささっと足して酒のふりをして呑んで凌いだ。
けっこうヤバい、色んな部分のホンネやカネにまつわる話も聞いたけどすべては胸の内に。
というかたぶん誰かに話しても聞いてて気持ちのいい話ではないかもしれないなあ。



途中で水にかえたのが功を奏し、爽やかに起床してチェックアウト。
ちなみに今回20年ぶりくらいに泊まった水道橋の安ホテルなのだけど
けっこう部屋も悪くいなー値段なりに充分だなー、なんでこんな長いこと使わなかったんだろう
とか思いながらチェックアウトの手続きをしたのだけど、そのときに判明。
そうそう、このホテルおっそろしくフロントが愛想悪いんだ、っつーか失礼なんだよなー。
領収書一つ出してもらうのになんで訝しげな顔されて「はあ?」とかいわれなきゃなんないんだよ。
またここに泊まるのは20年後かな。それまでオレが生きてるかこのホテルが潰れてるか。




Posted by sitomi - 2015.10.25,Sun
昨日は酔うとろくなもの書かないなという見本みたいな記事だった。
どうしたオレ。

今日はシラフなので安心。

さて昼前に下書きが終わってペン入れ開始。
ちょっと余裕が出てきたので昼からはこの前の社員旅行で撮ったフィルムを現像した。
ブローニーで7本。2本用タンクしかないので1時間半ほどかかった。ムラも出ず良好。

明日からスタッフが集合。水曜からはまた一人横浜東京だ。
バタバタした日常に戻っていくなあ。
Posted by sitomi - 2015.10.24,Sat
昼頃、いつもの薬をもらうために医者へ行った帰り。
いつも通ってる住宅街で、左側の横道から全く止まらず車が飛び出してきた。
こっちは急ブレーキと同時にクラクションを鳴らしたが、そもそも最初からこっちを見てもいなくて右折、つまり
僕の車の前に出て、同じ方向へ走っていくのだった。
クラクションを鳴らし谷も関わらずノーリアクション。こちらを見るでもないし、手を上げて悪い,とかのジェスチャーもナシ。さすがに頭にきた僕はべたっと真後ろについて相手のルームミラーをのぞき込んだ。
やはりシルバー世代だ。最近こういうのが多い。もう一度クラクションを鳴らしてやろうかと思った。

しかしふとそんなときに思い出すのだ。
20代のころつきあってた彼女を横に乗せていたとき似たようなことがあって、その車をやはり高齢の女性が運転していた。今よりももっとバカだった僕はずいぶんその車を煽りまくったとおもう。向こうが先にひどいことをしてきたんだから当然だと思っていた。
しかしその彼女は、もうやめなよ、という。きっと悪いことをしたこと自体気づいてないよ。それに・・
あれが自分の母親だったらと思うと悲しくならない?と言ったのだ。
わたしは自分の母親がこんなふうに若い人に煽られて怖い思いしてるのを想像すると辛いよ、と。

それを聞いて自分の母親を想った。たしかに悲しいなと思った。
老いから来るものはどうしようもない部分がある。わざとやったように見えてもそうではないかもしれないのだ。や、もちろん相手のことも考えずわざとやってるのかもしれない。そういう人間もいるかもしれない。
でも、そうだとしても自分の母親が煽られるようなことをされてたらやっぱりイヤだな、と。

これは善悪や懲悪の話ではなくて、想像力で許すことができるならそれでいいじゃないかという
話。
そもそもどちらが悪くたって他の車を煽るような行為ってのはみっともないものだ。
その時点で悪役はどっちなのか。周りから見れば自分にしか見えない正義の仮面を被った道化がそこにいるだけだ。

若い頃は平気でそんなことをしていた。それがその彼女の言葉でいつしか我慢できることができるようになったのはよかったと思う。そしてその言葉は今でもちゃんと効いている。
気づけばじいさんの運転する車の行く先を案じていた。じいさんはそのあとすぐに左折していったがウィンカーもついていたなかった。
よくそんな話をすると、免許を返納すればと簡単に言われる。しかしうちらのような僻地ではそれをするともう生活がかなり困難になる。電車もバスもない。自転車で移動すれば数キロ先の店への往復で体力の消耗は半端ない。夏には熱中症で亡くなった事例もある。冬は雪が降ればもうおしまいだ。どうしたって高齢者も運転をやめることはできない。都会やベッドタウンの事情とは違う。
願わくばあのじいさんが事故ったりしませんように。いつか自分の運転が危ないことに気づきますように・・。

帰ってからは下書きの続き。そろそろ夜型に戻りそう。やっぱり夜中が進むんだよなあ。



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