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田舎在住マンガ家艶々の日常など
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Posted by sitomi - 2015.07.19,Sun
昼前から昔から診てもらっている内科医院に行っていつもの定期的な検診。なんだかとにかく眠い。
帰り道にマッサージに。今日はアタリの人でかなりほぐして貰った。
もどって仕事するも眠みがとまらず、相撲を見てる最中でおひるね。夕方だけど。
起きてから同業さかき先生と飲みに。
6時間も呑んでた。アシ子に迎えに来て貰っておうちに帰ったら少々気持ち悪い。
酒よりは食べ過ぎなかな。最近胃が弱いなあ。いかんなあ。





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Posted by sitomi - 2015.07.18,Sat
一日原稿作業。
家にずっと籠もって仕事してるとツイッターとかもあんまり見なくなる。普通と逆かもしれないが。
TVは台風情報だけ見てあとはずっと録画してあったトーク番組とかhuruで映画とかアニメとかを流していた。
こうして作業中はスタッフ全員世の中から取り残されていくのだ。はっはっは。

原稿は来週火曜日くらいまでかかりそう。連載1回目なのでやはり色々手こずっております。
ちなみにこの原稿が載るのは順調にいけば8月下旬。雑誌は週刊ゴラク。
そう、短期ですが週刊連載をやらせて貰うことになりました。週刊は10年ぶりくらい。
いまのスタッフは全員週刊連載がはじめてなのでなにかと緊張していますな。まあ僕もだけど。
なにはともあれ別冊YCの「落日のパトス」共々がんばります。
あ、もちろんYKもまた描きますよ!で、そのまえにこの前描いた読み切りも載ります!
with me 第3話。そちらはもうすぐなのでまた直前に告知しますよ。
いろいろですがよろしくです!









Posted by sitomi - 2015.07.17,Fri
朝起きてメシを食ってから現像。浜名湖合宿で撮ったフィルムだ。
とりあえずモノクロの135を2本と120を1本。タンク2つ。
しかしテレビを見ていて現像していたら・・やっちまった。
120のタンク管理を135のタンクのタイマーと勘違いして現像液を放出。
さらになぜか、真っ黒な液が出ているにもかかわらず定着液を排出したものと勘違いしてタンクの蓋を開けてしまった。
当然現像は失敗。一応像は出たものの、現像途中で薬液が浸透したところにタンクの蓋を開けたことで もういちど影絵状態に露光したことになって、その結果、同一像上でネガポジが反転してる部分があるというわけのわからない仕上がりになってしまった。


右下のポストだけが反転している。

もう一つのタンク、135のフィルムは無事だったが・・・ながら作業はよくないね。

さて現像が終わって仕事場でペン入れをやろうとしているとS社の編集さんから電話。
目次コメントがいつもらえるのかとの催促。やべえ忘れてた。慌ててチーフにメールして貰う。
その後N社のカラーカットも明日締め切りということであわててペン入れ~彩色。
その間にすっかり忘れていた、スカパー!のアンテナのリコールで、修理交換して貰う業者さんが来たりして。
なんやかんやで今日やるはずの原稿に取りかかったのは夕方になってしまった。
乾燥の終わったフィルムをスキャンしながら夜までペン入れ。

水曜どうでしょうを見て、夕飯後に和風総本家、ツールドフランス、英国一家日本を食べる等を見ながら。

なんとか明日にはキャラペンが終わりそう。








Posted by sitomi - 2015.07.16,Thu
あしたのジョーに憧れて」という漫画が少し前に発売した。
僕の漫画のはじめてのお師匠さん、川三番地先生がちばてつや先生のところでアシスタントをやられていた時代の、伝記物のような漫画だ。

ちなみにお師匠とは言いつつ、僕は川先生のところでわりと早くケツを捲って早々に逃げ出すようにやめてしまった半端モノだ。
完全に言い訳だけど当時川先生の職場には自衛隊あがりの鬼軍曹のようなチーフがいて、これがもう、見た目もさることながらミスをすれば鉄拳制裁当たり前、酔うと暴れるといった類の、本当に鬼のようにキツイ人で、その人と折り合いが悪かったことが早々にケツを捲った原因でもあった。

とはいえそのチーフも含め(仕事は本当にすばらく出来る人だったのですよ)、川先生の仕事場ではかなり色んなことを教わった。
ペンや定規の使い方は言うに及ばず、パースやちょっとした絵描く上での"らしさ"の演出などなど。そしてなによりそういった様々なものを習得するためには、結局数をこなすしかないという、至極当たり前のことを1年足らずとはいえ身体にたたき込まれた。

先生の「あしたのジョーに憧れて」はそれらを教えてくれた先生の、さらにそのルーツであるちば先生の仕事場の話だけに、読んでいると自分が教わったことのいくつかがやはりそこにはちりばめられていて、ずいぶん懐かしくも熱い想いに浸ることが出来た。


川先生の仕事場を逃げるように離れて十数年後、当時のうちのスタッフを一人連れて、西武池袋線沿線にある川先生の仕事場を訪れたことがある。
事前に電話はしたものの、最後にずいぶんといい加減な辞め方をしたのできついことを言われるか、そうでなければ冷たい言葉をかけられても仕方ないと思っていた。いや、そもそもその時はそういうことを謝るというか、けじめをつけようという意味で行こうと思ったのだ。
しかし想像に反して先生は優しく出迎えてくれて、その後、現在はスタッフを数名とはいえ社員として抱えてていることを伝えると「お前も自分の城を作ったんだなあ」とニコニコと笑っていてくれたのを覚えている。泣きそうに嬉しかった。というか泣いていた気がする。

二十数年前、川先生の仕事場へは専門学校での同級生と三人でいっしょに入った。僕が辞めたあとも残り二人は数年勤め続けた。しかしその後一人は亡くなり、もう一人は退職した直後に失踪し、消息不明。チーフもアシスタントを辞めた後、事業を興したとらしいがそれきりとのこと。
みんないなくなってしまって、一番アシスタントとしてだめだった僕と、なにより先生は今でも現役で漫画をゴリゴリ描いている。人生なんてわかんないもんだなと思う。
そんな話をしたとき、先生が「やっぱり悪人ばかりが生き残るんだよな。オレとかお前とか」と笑いながら言っていたのがすいぶん頭に残っている。




Posted by sitomi - 2015.07.14,Tue
ちょっと前にいった島で撮った写真が上がってきた。





上がってきた、というのは現像に出していたからで、そう、これはフィルム写真。
普通の35mmフィルムよりもちょっと大きい中判というやつ。

ちなみにその島へは(ロケハンというほどでもない)資料写真を取りに行ったのだけど
その資料を必要とした原稿は先週上がって、既に担当さんに渡したヤングキングの原稿で
つまりフィルムで今頃出来上がってきた写真はなんの役にも立たないわけだ。
ま、そもそも資料写真は当然デジカメで撮っていますのでね。こうしたフィルム写真はあくまで趣味。

それにしても久しぶりにポジフィルムを使ったけどやっぱりいいな。
寝室の冷凍庫にはまだ中判サイズのポジフィルムだけでも30本くらい眠っている。
もっと使いたいけどこの田舎では現像に出して戻ってくるまで1週間かかる。その時間がなんだかねえ…。
モノクロは当然最近はカラーネガも全て自家現像でやってるけど
これからはリバーサル現像も自宅でやろうかな。

なーんて、そんなことやってる時間が取れりゃあいいんだけど。






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