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田舎在住マンガ家艶々の日常など
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Posted by sitomi - 2015.10.12,Mon
別冊YCの原稿をさきほどアップ。
これで今月はあと一本だけ。思った以上に空いてる時間でなにするか。

そんな今日の昼過ぎ、ちょっとショックな電話があった。
仕事関係者の訃報だった。
あまりに意外すぎて何のリアクションもとれないくらいで、その後もまるきり普通に仕事をしていた。
原稿が上がったときにスタッフにそれを告げたのだけど、そのときなんだかとてもドキドキした。
誰かにそれを告げる言葉にして、ようやくちゃんとそのことを認識したのかもしれない。

仕事が終わってスタッフが帰って一人で仕事場にいるとそのことばかり考える。
それほど深いつきあいでもなかったけど、これからの約束もいくつかしていた。
残念でならない。

晩酌で献杯でもしようかと思ったが彼女は酒が苦手だったなあ。

心より冥福を祈りつつ。




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Posted by sitomi - 2015.10.08,Thu
黒薙温泉に行ってきた。



この温泉場はケータイ電波が来ない。そういう環境で丸一日を過ごすというのは昨今なかなかないことで。
もちろんそれは行く前からわかっていたことで、若いスタッフはことあるごとにスマホを触るのが常になっているのできっと大変だろうなあ、なんてそういう予想をしていたのだけど・・・いやいや、若い者ばかりではなかった。自分も結構な頻度でことあるごとにスマホから観るネットを欲していた。
そういう環境になると意識してないようでかなり依存しているんだな、とつくづく思い知らされた。人生のほとんどはこの山奥と同じような環境で、誰かへの連絡は置き電話しかない状況で生きてきたというのに。いつでも連絡できる意味ではここ十数年、携帯できるネット環境という意味ではおそらくまだ数年しか体験していないのに、それはもうこんなにも身体に精神に浸透していたのだなあ。なんて。
翌日電波の通じるところへ戻ってくるなり着信履歴がだだだっとやってきて、メールもどどどっとやってきたのをみて、さらにまた実感する。
ま、その連絡の中に単行本の重版のお知らせなんかもあったりしてね。
それはちょっとしたサプライズめいた演出になって個人的に嬉しかったけど。

帰った翌日、つまり昨日から下書き再開。明日はスタッフ集合。
週刊やってた先月までを思うとずいぶんのんびりだ。







Posted by sitomi - 2015.10.04,Sun


ひるがお5巻の校正が届きまして最後の修正など。
さて、5巻の書店特典はとらのあな様でカラーのペーパーがつきます。


ラフがこんな感じでもう少し丁寧になって色がついてます。

というわけで10/17発売です!

どうぞよろしくお願いします。

amazonにもすでに書影出てますね。
こちらでもぜひ!






Posted by sitomi - 2015.10.04,Sun


横浜出張。
久しぶりに夜景の見えるホテルに泊まった。部屋お任せプランってやつにしていたらこうなった次第。
三脚もなしに夜景を撮ってみたけどこのサイズならブレもわかんないな。

夕方から久しぶりの編集さんとの打ち合わせ後、野毛で呑み。新たなお仕事の話や近況話。いろいろ楽しかった。
夜ホテルへ戻っても寝つけず、ならばと持って行ったネームの続きをやる。
じわりと進んだので納得して就寝。起きたらチェックアウト直前の11時半すぎだった。
朝飯にミスドでドーナツ一個とクラムチャウダー。窓際の席でぼーっと道行く人を眺めながら食う。
こういうのもたまにはいいな。
新横浜でいつものように権兵衛おむすびを2個買って新幹線で岐阜へ。
桜木町のコンビニで買ったビッグコミックオリジナルを読むかと本を開いたら、先週買ったやつだった。
またやっちまったわー。






Posted by sitomi - 2015.10.01,Thu
週刊がおわったことで、原稿があがってからもすぐには次の原稿仕事がないので
なんだか気が抜けたようになっている。一日前の日記で”ネームをやっている”なんて書いたけど
実際はたいして身が入ってないのだ。





なのでこんな落書きをかいたりしてだらだらと時間を過ごしてた。
両方とも一昨年の年末に行った長崎の池島のつもりで描いた。
一応写真を見たりなんかして描いていたんだけど、その写真たちを見てるとじわじわとまたあの島に行きたくなってくる。とはいえあの島も最近は何かと注目を浴びるようになったようで。ブラタモリでじっくりと島探索をやってたのを見たときは驚いた。
今度行ったらあちこちに観光客がいるかもしれない。僕が行ったときほんとに島以外の人間なんて誰もいなくて、それがまたちょっとさみしくてよかったんだけど。

夜、島に唯一残っている大きな銭湯に入ったとき先客のおじいさんに話しかけられた。
岐阜から来たんだというと、行ったことあるよだとか、この島は水は使い放題なんだとかそんな話をしばらくした。そのおじいさんはすぐ近くにあるアパートの何階かに住んでいるという。島中に建っているアパート群が全くの廃墟ではないとその時初めて知った。役場からは老朽化で危険だから港近くの公営アパートに引っ越せと言われてるけど、面倒だし今の場所が居心地がいいから動きたくないらしい。
風呂を出て真っ暗な道を歩いて行くと、闇の中に墓標のように建ち並ぶ真っ黒なアパート群の中になるほど、ときどき明かりのついてる部屋がある。
あのおじいさんは島を出る気はないという。少々の不便を我慢さえすれば居心地のいい故郷なのだ。きっとあの明かりの中の人は同じようにこの島を離れられない人たちなんだろう。
ーとまあそんなことを考えながら島の唯一の宿に戻ったのを覚えてる。
その日の宿泊者は僕だけでちょっと怖かった。
翌日は早い時間のフェリーで本土に戻り、レンタカーを長崎空港まで走らせ、スカイマークで羽田へ飛んでそのまま打ち合わせに行った。
慌ただしかったなあ。


     
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