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田舎在住マンガ家艶々の日常など
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Posted by sitomi - 2015.09.07,Mon
先週の日記に書いたとおり、佐久島に行っていた。


ビーチには僕らだけだった。


空いた時間には1年ぶりの佐久島の散策。


3日目は雨。

夏の最後のバカンスというか…そんなたいそうなもんでもないか。
スタッフと編集いりまじって海で遊んできた。そして昼から朝から吞んで呑んで2泊3日。
奇跡的に島に着いた日、その翌日はじつに晴れた。めいっぱい海で遊んだ。
そして帰る3日目は朝からとんでもない大雨。でもまあそれはそれで良い景色でね。
なんにせよ精神に加えて身体的ストレスも発散出来た。
そうして遅い夏休みは終わり、明日からまたいつもの日々がはじまるのだ。
というか今日からもう始まっているのだ。ああ、朝までにペン入れをあと10枚以上はいれておかないと…。




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Posted by sitomi - 2015.09.02,Wed
2011年の3月11日からしばらくして(といっても2~3日後だった気がするが)
テレビで東北のあの惨状を映すときにワイドショー的な番組が悲しいBGMをつけたりする演出をやりだした頃からああいう番組を自分からは見なくなった。
それでも、昼食時にリビングに降りて行くと先に食事しているスタッフが
そういう番組にチャンネルを合わせてたり、早起きしたときには出勤前の妻が見ていたりするので
なんとなく一緒に眺めたりすることはある。
でもやっぱりどうにもどの番組も、必死でニュースを斬ろうとする司会者の演技(言葉含め)が気持ち悪くて
見ているのが苦痛になってくる。あれが素だったらもっとイヤだから演技だと思いたい。

でも見ようとしている人に見るなと言う強要もしたくないし、見ている人を責めるつもりもないし。
僕が苦手なだけだから。
なのでだれかが先にTVを付けているときは、できるだけその音を耳に入れないように新聞を見たり、
本を読みながらご飯を食べたりと、なんだかとても行儀の悪いヒトになっている。





Posted by sitomi - 2015.09.01,Tue
原稿アップ。今回の進行はかなり早かった。
おかげでスタッフみんなご機嫌で帰って行った。

週刊ペースで原稿を書き始めて2ヶ月経ったが、なんだかんだでスケジュール通りこなしている。
毎週のように東京や横浜に出かけていたわりには順調だ。
今日から3日間はとくになにもない。一人で下書きをはじめればいいくらいなのでとりあえず
ずっと止まっている同人作業を少し進めようと思う。
4日からは久しぶりにみんなで島に行く。もう夏でもないが海水浴でも出来ればいいなと。
スケジュールは2泊3日。週刊連載やってるのに我ながら良い度胸だなあとおもう。








Posted by sitomi - 2015.08.31,Mon
今夜もアパートでネーム中。
なんとかやっつけたつもりだったけどヤマ場でテンション上がりすぎてラストの締めが思いつかない。
うーん、てなわけでクールダウン。

さて今夜、アパートへ来てなにげなくテレビをつけたらドラえもんの3Dの映画がはじまったところだった。
以前から気にはなっていたので最後まで見てしまった。中身は今まで見たドラえもんとほぼ同じ。
予想通り感動的になり得る場面だけをかいつまんで持って繋いだような内容だった。
3Dがよく動くなあと思ったが、表情筋なんかがピクサーなんかの映画で観る動きとなんとなく似ていて、
ドラえもんらしからぬバタ臭いかんじ。

で、この映画、全編を通してやけに泣け泣けと言わんばかりにマイナー調の感動的なBGMが何度も流れている。
なかには、シリアスタッチの後にくる間抜けなのび太のかわいらしいオチ、という藤子F作品ならではの演出をそのまま使いながら、しかしBGMだけがやけに感動的なままだったり、かと思えばタイムテレビで未来を観ている場面で全然合わないアップテンポの曲が延々と流れていたり。
で、本来通りの演出で事が運んだ6巻最終話の、あのさよならドラえもん話なんかは、こんどはやけに短い尺に淡泊な演出で、あれなら以前普通のアニメで観たときのほうがよっぽど感動的な演出だったと思う。
とかくなんだかあちこちとんちんかんな作りなのだ。

結論としてはなんでこんなもの作ったんだろう、だった。ドラえもんが大好きな人たちへのノスタルジーの提供だったのだろうか。
じっさい泣いた、というひともたくさんいるようだしそれはそれで成功してるのかもしれないが
ただそれをやるにしろ、必要だったのは別に3Dではなかったと思う。
丁寧にもう一度普通のアニメで作れば良かったんじゃないのかな。

もっといえば、これだけ表情や動きを豊かに作れて、それを使ってなぜ新たな創作をしようとしないのか。
二次創作も悪くはないが、どうみたってあざとすぎる戦略に乗っかって使うだけの技術としてはもったいない。

これまでのジャパニメーションから生かされた日本ならではのモーションやストーリーで、
この監督やCGチームの創作を観られることが出来たらうれしいのになあと、
映画を見終わったときの感想はむしろそっちだった。

大好きなドラえもんを使ったあざとい企画で、映画公開当時は胸くそ悪かったが
でも、実際に見たらちょっとほろりときてしまうかもしれない、なんて想像もしてたのに。
きょとんとするなんて思ってもみなかったな。



なんだか最近ここは僕の吐き出し口みたいになってきています。
いろんな感想もいうでしょう、文句も書くでしょう、みゃみと感動してるでしょう。
しかしあくまで僕のひねくれた個人的な見解なのでね、どうかそのつもりでよろしくお願いします。
文章が長いときは、ああまたなにか溜まってんだなと読まずにすっとばしてくくだされば。


さあ仕事しよう。





Posted by sitomi - 2015.08.29,Sat
下書きが終わってペン入れ。今回のペースは順調。
明日の集合でちゃんとスタッフ全員に行き渡る仕事があるでしょう。

さて週刊ゴラクの今週号からはじまった新連載だけどコミックナタリーさんにとりあげてもらったおかげでか、けっこう本名のペンネームを何度も目にすることになった。
いやあ、新鮮というかちょっと不思議。yahooニュースで見たとき(ナタリーさんの引用だが)が一番の衝撃だったか。ヨメにはなしたら「なにかやらかしたの?」と冷静に言われた。なんだかなあ。

一緒に載っているこうの文代先生の漫画がよかった。あの雰囲気でああいう内容を描けるのはこうの先生ならではだと思う。ちなみにうちの階段の踊り場にはこうの先生のちゃんと通し番号の入ったでっかい限定イラストボードがかかっている。“夕凪の町 桜の国”のイラストだ。双葉社で限定販売したのだけどそのときになんとかおねがいしますと編集部に頼みこんで購入した。階段を下りるとき上るとき、たまにじっとみつめたりしている。

それにしても夕方にマッサージ行ってきたけど、ちょっと念入りにやって貰いすぎて揉み起こしたかんじ。背中がだるい。ほどほどがいいですな。




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